【DIY】ラタンチェアをパープルにペイントしてみた|お気に入りの椅子をもっと好きになる方法

我が家のリビングの象徴とも言える存在——それが、このパープルのラタンチェア。実はこれ、もともとは鮮やかなグリーンの椅子だったんです。
今回は、長年愛用しているラタンチェアをDIYでリペイントしてみた過程をご紹介します。色選びや使用したペンキ、塗り方のポイントまで詳しくまとめているので、「部屋の雰囲気を変えてみたい」「お気に入りの家具をもっと自分好みにしたい」という方の参考になれば嬉しいです。
購入先はヤフオク!破格の3脚セット
このラタンチェアは、数年前にヤフオクで中古家具として購入したもの。たしか、家具屋さんが出品していた中古の3脚セットで、なんと5000円という破格のお値段でした。
届いた椅子の状態も非常によく、そこからすでに7〜8年ほど使用しています。1脚だけ足が緩くなってしまったので、結束バンドで補強して使っていますが、座り心地はバツグンで、家族もこの椅子ばかりに座るほどのお気に入りです。
愛猫の毛色に似合うカラーを探して
購入時から「いつか塗り替えたい」と思っていたラタンチェア。
インスタグラムやPinterestでイメージを膨らませながら、最終的に選んだのはパープル。
というのも、我が家のインテリアテーマは「愛猫さくらが映える部屋」。
グレーの毛並みに映えるカラーを考えて、落ち着きがありつつ個性のあるパープルに決めました。
使用したのはスプレータイプのペンキ
ラタンのような編み目の細かい素材は、ハケ塗りではなかなか綺麗に塗れません。そこで選んだのが、スプレータイプのペンキ。
今回は、ツヤありのスプレーペンキを使用しましたが、これが大正解。
ツヤなしよりも仕上がりが美しく、高級感のある仕上がりになりました。
ペイント作業はベランダで行いました。スプレー塗料は乾きが早く、塗るのも簡単。
ただし、独特の匂いが強いため、必ず屋外またはしっかりと換気した場所で行うのがおすすめです。
また、風の強い日は周囲のものに色がついてしまう可能性があるので、しっかり養生してから作業しましょう。
あっという間に完成。お気に入りがもっと好きに!
3脚あるので作業が大変かな?と思いましたが、スプレーのおかげで思ったよりも早く終わりました。
ベランダに置いてある1脚も含め、すべて綺麗に塗り直し完了。
塗装が終わった椅子は、まるで新品のように生まれ変わり、部屋の雰囲気もぐっとおしゃれに。
DIYって手間はかかりますが、自分のイメージにぴったりの家具が作れるのが何よりの魅力ですね。
ダイニングチェアはton社のもの
ちなみに、我が家の他のダイニングチェアはton社のウッドチェア。
こちらはイギリスのパブをイメージしてブラウンを選びました。
スタッキングはできず、座面も硬めですが、しっかりした重厚感があって気に入っています。最近流行りの“韓国っぽい透明感のある椅子”も可愛いけど、重めのカラーが多い我が家には、クラシカルな雰囲気がしっくりきます。
クッションは無印の座布団で
椅子に合わせてクッションもこだわりたいところ。
現在使っているのは、無印良品の座布団とカバー。チェック柄が落ち着いていて、季節ごとに替えようと思っていたものの、結局この柄ばかり使っています(笑)。
座り心地もよく、色合いもパープルの椅子にしっくりきます。
“ちょうどいい”が見つからないならDIY!
もともとパープルのラタンチェアが販売されていたら、わざわざ塗り直さなかったかもしれません。
でも、「こんな家具が欲しい!」というイメージがあっても、日本ではなかなか見つからないデザインってありますよね。
私のように、既製品では満足できないけど理想の形がある方には、DIYって本当におすすめ。
もちろん、お店で一目惚れして買うのも素敵ですが、長年使っていて雰囲気を変えたくなった時や、少し飽きてしまった時など、自分で手を加えることでまた愛着が湧くものです。
おわりに|DIYは家具を“もっと好きに”できる魔法
今回のペンキ塗りで、我が家のラタンチェアはますますお気に入りの存在に。
「理想の色がない」「雰囲気を変えたい」そんな時は、ちょっと勇気を出してDIYしてみるのも楽しいですよ。
次はどの家具に手を加えようか…と、もう次のDIYが楽しみになっている私です☺️
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