パロサントと猫の関係|実は猫には中毒のリスクがあるって本当? パロサントってなに?

パロサントをご存知ですか?
スペイン語で「聖なる木」という意味を持ち、古くはネイティブアメリカンが浄化の儀式に使用していたと言われる、自然のアロマです。
焚くと柑橘系のような爽やかな香りが漂い、「空間や心を清める」として、最近ではSNSなどでも人気が高まっています。
実は私も最近初めて購入したのですが、Instagramに載せたところ、フォロワーさんから「猫には有害な成分が含まれているから注意してね」というコメントをいただき、驚いて調べてみました。
結論:パロサントは猫にとって有害です!
パロサントに含まれているリモネンという成分は、猫の肝臓に負担をかける恐れがあります。
猫は、リモネンを分解する酵素を持っていません。
そのため、柑橘系の香りを本能的に避けるようにできているんですね。
実際に、猫除けとしてみかんの皮を花壇に置く人もいるほど。
つまり、それだけ猫にとってリモネンはストレスかつ危険な成分なのです。
「リモネン」ってどんな成分?
リモネンとは、レモンやオレンジなど柑橘系果物の皮に含まれる天然の香気成分で、爽やかな香りが特徴です。
人間にとってはリラックス効果のある良い香りでも、猫にとっては分解できない毒になってしまうことがあるのです。
猫がいてもパロサントは楽しめる?
「猫がいるからパロサントを使えない」なんて、ちょっと悲しいですよね。
私の考えとしては、猫に直接影響がないように十分に配慮しながら楽しむのはアリだと思っています。
例えば…
-
猫がいない部屋で焚く
-
使用後はしっかり換気する
-
猫の生活スペースには持ち込まない
このように**安全第一で「こっそり楽しむ」**ことを心がけています。
実際にパロサントを使ってみました
私が購入したのは、スティック状のパロサント。
使用方法は簡単で、ろうそくの火で先端を1cmほど燃やすだけ。
おすすめ:電気ライター
火をつけるには、電気ライターがとても便利!
火が直接出ないので安全性が高く、風のある場所でも使いやすいのがポイント。USB充電式でエコなのも嬉しいです。
香りの変化も楽しめる!
焚き始めは「焚き火のような木の香り」。
その後、煙が立ち始めると、まるで森林浴をしているかのような爽やかさに変わっていきます。
煙たいのかな?と思っていましたが、意外とスッキリ。
これが「浄化の香り」と言われる理由なのかもしれません。
香りを長く楽しむコツ
-
パロサントは縦置きの方が煙が長く出やすくなります。
-
専用ホルダーを使うと、安定して焚くことができて便利です。
ガラス容器付きのものや、おしゃれなホルダーも販売されていて、インテリアとしても楽しめます。
ホワイトセージも注意が必要!
ちなみに、パロサントと同じように人気のあるホワイトセージも、猫にはリスクがあります。
やはり香り成分が猫の体に合わない可能性があるため、使用には細心の注意を。
まとめ:猫との暮らしを大切にしながら、自分の癒しも大切に
香りや植物には猫にとって有害なものも多いですが、猫を思いやる気持ちがあれば、共存は可能だと思っています。
大切なのは、猫の健康を最優先に考えながら、
自分にとって心地よい時間を、ちょっとだけ工夫して楽しむこと。
香りも猫も、どちらも大好きな私のような方の参考になれば嬉しいです。
この記事へのコメントはありません。