実際に使ってわかった!エーロ・サーリネンのチューリップテーブルの魅力と注意点

はじめに
我が家でダイニングテーブルを選ぶときに、最終的にたどり着いたのがエーロ・サーリネンのチューリップテーブルでした。120cmの大理石トップで、脚はマットホワイト楽天で購入したリプダクト(リプロダクト家具とは復刻生産したもの)ですが、デザイン性の高さだけでなく、使い勝手や機能性も優れていることに感動し、今回レビューとしてまとめることにしました。これから購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
エーロ・サーリネンのチューリップテーブルとは
フィンランド出身の建築家・デザイナー、エーロ・サーリネンが1950年代にデザインした「チューリップテーブル」は、モダンデザインの象徴ともいえる名作です。一本脚の美しいフォルムは、まさにチューリップのよう。
我が家のテーブルはリプロダクト製品で、楽天で購入しました。直径120cmの円形で、天板は天然大理石、脚部はマットホワイトの仕上げ。お値段は13万円台と決して安くはないのですが、それだけの価値があると実感しています。
食事だけじゃない!多用途で使えるダイニングテーブル
ダイニングテーブルは今や、食事のためだけの場所ではありません。我が家ではリモートワークや子どものリビング学習スペースとしても大活躍しています。キッチンカウンター越しに様子を見守れるので、家族で過ごす時間がより快適に。
コンパクトな間取りの中でも、テーブルひとつで空間の使い方が大きく変わると実感しています。
カフェ風に楽しむソファダイニング
我が家では、ソファと組み合わせてカフェ風のダイニングスペースにする時も。ソファの座面は40cm、テーブルは70cmなので、高さのバランスもばっちり。やや硬めのソファを選ぶことで、食事もしやすくなっています。
ふかふか過ぎるソファだとテーブルが高く感じてしまうので、その点だけは注意が必要です。
どんなインテリアにも馴染む万能デザイン
うちは個性的な家具が多く、インテリアに統一感が出にくいのですが、このチューリップテーブルだけは自然に馴染んでくれました。高級感のある大理石トップとミニマルな一本脚の組み合わせが、主張しすぎず、それでいて確かな存在感を放ってくれます。
ミッドセンチュリーや北欧風、ヴィンテージ、無骨系インテリアまで、意外とどんなスタイルにも合わせやすいところが魅力です。
一本脚とは思えない抜群の安定感
最初は「一本脚ってぐらつくんじゃ?」と心配していたのですが、実際は全く問題なし。むしろ四本脚よりも安定感があります。テーブルの端に手をついて立ち上がってもびくともしないほどしっかりしています。
その秘密は、脚の重さと天板の重心バランス。かなりの重量があるので、設置時や移動のときは注意が必要ですが、それが安心感につながっています。
ホームパーティにもぴったりのサイズ感
我が家では普段3人で使っていますが、来客時には6人まで問題なく座れます。120cmの円形なので、全員の顔が見渡せるのも嬉しいポイント。ホームパーティや家族の集まりにもぴったりです。
部屋が広く見える視覚効果
一本脚で脚周りがすっきりしているため、空間が広く見えます。さらに天板の白い大理石は光を反射して明るさをプラスしてくれるので、圧迫感がありません。インテリアに抜け感が生まれ、狭めのリビングでものびのびと過ごせます。
豊富なサイズと素材バリエーション
サイズ展開も豊富で、90cm、120cm、150cm、196cmと家族構成や部屋の広さに応じて選べるのも魅力。我が家は120cmでちょうど良かったですが、来客が多いご家庭なら150cm以上も検討の価値ありです。
素材も、大理石以外に木製やホワイトのシンプルな天板などがあり、脚もマットブラックが選べます。インテリアのテイストに合わせてカスタマイズできるのは嬉しいポイントです。
ただし、天然大理石は酸に弱く、醤油やレモンをこぼすとシミになるので注意。丁寧に拭いても跡が残る場合があります。とはいえ、磨き直しも可能なので、長く使う楽しみもあります。
組み立てと移動の注意点
組み立ては脚部を六角レンチで取り付けるだけなので簡単。ただし、天板が非常に重いため、設置時は男性2人で持ち上げるのが理想です。女性だけでの設置は難しいかもしれません。
また、模様替えの際には持ち上げて移動はできないので、フエルトを貼って床を傷つけないようにしながら引きずるように動かしています。
まとめ:満足度の高いダイニングテーブル
デザイン性、機能性、安定感、どれを取っても大満足のチューリップテーブル。多少扱いには注意が必要ですが、それを上回る魅力があります。インテリアの主役になる存在感がありながら、生活の一部として自然に馴染む。
ダイニングテーブルに迷っている方には、自信を持っておすすめできる一台です。
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